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○神奈川県 次世代型電気自動車実証実験に協力

 神奈川県は、リチウムイオン電池が動力源の次世代型電気自動車の公用車として2台使用、実証実験に協力して普及促進に努める。
電気自動車は、東京電力と富士重工業が共同開発した「R1e」。軽自動車をベースに開発したもので、専用の充電器で15分、一般家庭のコンセントからも約8時間の充電で走行が可能。各種イベントや小中高校で環境学習に使用し、走行データを収集し県が東京電力に報告する。
(総合版、エコビジネス版 35号)

○温暖化 予測どおり進行するとホッキョクグマは3分の1に

 米地質調査所(USGS)は、地球温暖化が予測どおり進行すると今世紀半ばには世界のホッキョクグマの生息数が現在の三分の一にまで、減少するとの推計を発表した。
公的機関のホッキョクグマに関する将来予測はこれまでほとんどなく、温暖化の生態系に及ぼす影響に関する新たなデータとして注目される。米国ではホッキョクグマを絶滅危惧種に指定するかどうかで紛糾している。指定することで温暖化の進行を認めること結果となるからである。
(総合版、水質汚染と水処理版 35号)

○東京都 カキを使って東京港を水質浄化

 東京都はお台場海浜公園で、カキや海草を使った水質浄化の実験に取り組んでいる。3年かけて効果を検証する。
実験は、公園沖の水深約2メートルの場所に宮城県産のマガキ4万個をつるしたいかだを浮かべ、海中にはカキの排泄物を食べるナマコ100匹を放流、自然に近い環境を作り、これらの生物が定着するかどうかを調べる。
(総合版、水質汚染と水処理版 35号)

○六ヶ所村 再処理工場の本格操業 来年2月以降に延期

 日本原燃の児島伊佐美社長は、記者会見で六ヶ所村再処理工場の本格操業に関して、公式スケジュールだった「今年11月以降」から「来年2月以降」に延期する計画を発表した。
現在、同工場で進んでいるアクティブ試験(試運転)は計画より四ヶ月遅れているが、今後の工程を一ヶ月短縮し延期幅を三ヶ月にとどめる。
(総合版 35号)

○新種の汚染化学物質 母乳中に蓄積

 摂南大学薬学部などのグループは、ポリ塩化ビフェニール(PCB)に構造や毒性がよく似た臭素系化合物が日本人の母乳中に蓄積されていることが判明、都内で開催中のダイオキシン2007国際会議で発表した。
この物質は、コプラナーPCBに含まれる塩素の一部が臭素に置き換わった物質。「塩素・臭素化コプラナーPCB(コプラナーPXB)」と呼ばれ、新たな汚染物質として注目されている。母乳中の汚染物質が乳児に与える影響を過小評価している可能性もあるという。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版、水質汚染と水処理版 35号)

○横浜市 ごみ分別違反に過料 市民・業者に2000円

 横浜市は6日、ゴミの分別を守らない市民・業者に過料2000円を課す条例改正案を、9月議会に提出する。本会議で可決されれば、即日施行する。
同市資源循環局では、「過料を取るのが目的ではなく、抑止効果を期待している」としている。また事業系の分別違反は、業者を特定し韓国に従わない場合はホームページなどで業者名を公表する。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 35号)


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最終更新日:2007/09/18