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○環境省 大気汚染調査結果発表

 環境省は29日、2004年度の大気環境状況調査結果を発表した。それによると、一般環境測定局1639カ所と沿道などの自動車排出ガス測定局447カ所で調査、二酸化窒素(NO2)の環境基準達成率が観測開始以来初めて100%となった。浮遊粒子物質(SPM)は自動車局での観測地点の東京都大田区、愛知県岡崎市などの数値が悪化していた。都市中心部に汚染が局地化する傾向にある。
一方、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントの基準達成率は0.2%(前年度0.3%)だっで、ほとんど改善が見られなかった。
(総合版、エコビジネス版 33号)

○国交省 来年10月から二輪車の新排ガス規制適用

 国土交通省は29日、二輪車の排ガス規制を2006年10月から販売する新車から適用すると発表した。
対象は06年10月1日からは第一種原動機付自転車と軽二輪自動車の新車、07年10月1日から第二種原動機付自転車の新車。この規制により、一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物の大幅な削減を図る。
(総合版、エコビジネス版 33号)

○環境省 「外来カブト虫」逃がさないでと呼びかけ

 環境省は26日、都内のペットショップなどで購入者に対し、外国産のカブトムシ、クワガタムシなどを逃がさないよう要請した。啓発するポスター5000枚を作成、都内のデパート、全国のペットショップなどに配布した。
人気ゲームの影響で輸入カブトムシの輸入、購入が急増していると同時に逃げたカブトムシが日本固有種を脅かす事態になっていることを受けて、今回の呼びかけとなった。
(総合版 33号)

○「2台で4戸」が高効率 燃料電池で実証実験

 今年2月から実施されているトヨタ自動車、東邦ガス、アイシン精機が共同開発した燃料電池を使った家庭用コジェネレーション(熱電併給)システムの実証実験で、複数のシステムを組み合わせて複数戸に供給するほうが効率的であることが判明した。
実験は9月まで行われ、終了後はデータを検証してさらに効率的な制御方式の確立を目指す。
(総合版 33号)

○玄海原発プルサーマル計画 国の審査パス

 原子力安全委員会(委員長・松浦祥次郎)は29日、九州電力が玄海原発(佐賀県玄海町)3号機で計画しているプルサーマル導入について、「安全性は妥当」と判断する二次審査結果をまとめ、中川経産相に答申した。経産相は近く導入に許可を出す方針。
九電は地元の了承を得た上で、2010年度の実施を目指すための準備に入る。
(総合版 33号)

○女川原発 宮城地震で耐震基準超す揺れ

 8月16日に起きた宮城県の地震で、東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)を自動停止させた揺れの強さ(最大化速度)は、水平、垂直両方向で、耐震基準を上回っていた可能性があることが判った。この地震で自動停止をしている女川原発はいまのところ再起動のめどは立っておらず、耐震基準そのものの見直しが必要かどうかの検討が迫られている。
(総合版 33号)

○厚労、環境両省 アスベスト取り扱い事業を公表

 厚生労働、環境両省は26日、アスベスト(石綿)問題に関連して、厚労省は、労災認定関係事業所、環境省は、取り扱い事業所(特定粉塵発生施設)の計565カ所を公表した。
厚労省が公表したのは183カ所で、取り扱い期間、作業内容、労災認定者数なども公表。環境省が公表したのは384カ所で、所在地、使用開始時期なども公表した。情報は各々のホームページで公開している。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 33号)


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最終更新日:2005/09/07