メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2009年07月16日

トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
【前へ】2009年06月10日
【次へ】2009年07月22日

○米EPA 代替フロン排出急増温暖化に影響と警告

 米環境保護局(EPA)などの国際研究チームがまとめた予測結果によると、オゾン層を破壊しないフロンとして開発されたハイドロフルオロカーボン(HFC)の排出量が、2050年にはこれまでの予測を上回る4倍前後に急増、温室効果の大きい物質で、地球温暖化対策上大きな問題となるという。
フロンの規制が進んで、HFCの需要が増え、先進国の排出量が減らず、途上国の排出量は増加しているのが原因。
(総合版、エコビジネス版 26号)

○米下院 温暖化法案可決、排出量取引盛る

 米下院本会議は、地球温暖化の包括的対策を目指す「米クリーンエネルギー・安全保障法案」を小差で可決した。
企業に排出削減を義務付ける法案が米国の上院、下院の本会議で可決されたのは初めて。法案によると主要な発電所や工場からの排出量などを20年までに17%、50年までに83%減少させる。
(総合版、エコビジネス版 26号)

○環境省 自動車騒音対策方針を都道府県に通知

 環境省は、今後の自動車騒音対策の方針を都道府県に通知した。マフラーの事前認証制度の導入やタイヤ単体の騒音規制の検討なども盛り込んだ。
方針は自動車騒音の現行の環境基準が施行後10年を迎えることを受けて作成した。
(総合版、エコビジネス版 26号)

○神奈川・相模原市 森林ビジョン策定

 神奈川県相模原市は、林業最高と環境保全を柱に来年度中の森林ビジョン策定に向け、調査費の補正予算案を提案する。
旧来の林野庁行政から、NPOや森林組合などとの連携重視の積極行政への転換を目指す。
(総合版、水質汚染と水処理版 26号)

○長崎県 波佐見焼破片で大村湾浄化図る

 長崎県は、波佐見焼の窯元が廃棄した磁器の破片をつかって、人口砂浜を作る研究に着手した。人口の砂浜にアサリなどを生息させ、水質の悪さが問題になっている大村湾の浄化を図る。隣接する佐賀県の有田焼も活用する方針。
県によると、今年度は天然の砂粒と同じ大きさに破片をそろえ、水に浸して有害物質が溶出しないかなどを調べる。
(総合版、水質汚染と水処理版 26号)

○15年ぶり もんじゅ燃料交換始まる

 福井県・敦賀市の高速増殖炉もんじゅの運転再開に必要な燃料交換が始まった。もんじゅの原子炉に燃料が入るのは、94年5月以来15年ぶり。
もんじゅの原子炉は高温のナトリウムで満たされているため、燃料交換はすべて密閉した容器の中で行われる。運転再開時期は12月以降になる見通し。
(総合版 26号)


トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
Copyright (C) Media Interface Co., Ltd.
最終更新日:2009/07/16