メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2009年01月14日

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○山形県 排出量取引制度開始 参加対象は小中学校と企業

 山形県は、09年度から温室効果ガスの排出量取引制度をはじめる。参加対象は小中学校や企業。小中学校が省エネ活動などで達成したガス削減量(排出枠)を証書化し、企業が図書券などで買い取る。
県は、新年度予算に30万円の事業費を計上する。ガス削減量に見合う図書券の額などを検討した上で今年末には最初の取引が行われる予定。
(総合版、エコビジネス版 2号)

○2009年 環境問題に関する動き

 ・米オバマ政権発足 
 ・日本の温室効果ガス削減中期目標公表
 ・気候変動枠組み条約第15回締約国会議
 ・第二次トキ放鳥
 ・生物多様性条約第10回締約国会議(2010年)の事前イベント
 ・微小粒子状物質(PM2.5)の環境新基準新設
 ・化学物質審査規制法改正

○トウキョウサンショウウオの産卵場所 10年間で15%消滅

 トウキョウサンショウウオの多摩地区での産卵場所が、この10年間で15%も消滅していることが判明した。休耕田の増加などで乾燥化が進んでいることが原因としてあげられる。さらに新たな脅威としてあげられるのが、全国でも急速に生息域を広げているアライグマの存在。多摩地区でも数年前から生息が確認されている。親だけでなく卵まで食いつくし、産卵場所を消滅させてしまう恐れがある。
(総合版、水質汚染と水処理版 2号)

○東京都 ゆりかもめの車両基地や駅舎に太陽光発電

 東京都は09年度から新交通システム「ゆりかもめ」の車両基地や駅舎、走行路などに太陽光発電設備を設置する「メガワットソーラープロジェクト」を開始する。
都の計画では、太陽光発電設備を導入するのは、ゆりかもめの駅全16駅の中、7駅を対象に検討している。09年度は、先行事業として国際展示場駅と青海駅の2駅で、事前調査に入る。
(総合版、エコビジネス版 2号)

○柏崎原発7号機 起動試験実施計画を提出

 2007年7月の新潟県中越沖地震で被災し、運転を停止している柏崎刈羽原発7号機の「起動試験」の実施計画を今月中にも経済産業省原子力安全・保安院に提出することで検討に入ったことがわかった。試験で安全性に問題が無いことが確認されれば、営業運転の再開準備に入る。
同発電所の全7基のうち、7号機が地震の被害が一番軽微だったとされている。
(総合版 2号)

○厚労省など 化審法見直しに関する報告書まとめる

 厚生労働、経済産業、環境省は化学物質による環境汚染の防止を目的とする「化学物質の審査および製造などの規制に関する法律(化審法)」の見直しに関する報告書をまとめた。
すべての化学物質を対象にリスク評価を段階的に進めていくことや、一定量以上の製造・輸入について義務化などを提言した。
報告書では、現行の化審法で有害性を十分評価していない化学物質が市場に数多く存在している実態に言及している。
(総合版、エコビジネス版 2号)


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最終更新日:2009/01/14