メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2008年08月27日

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○国交省 気象庁と連携して豪雨と温暖化の関連探る

 国土交通省は、全国的に多発する突然の豪雨と温暖化との関連を探るため、気象庁と連携して共同モニタリング調査に乗り出すことを決めた。09年度予算概算要求に「地球温暖化影響調査費」として必要経費を盛り込む。
温暖化による気温上昇傾向とともに、近年突発的な豪雨が増加している。
(総合版、エコビジネス版、水質汚染と水処理版 32号)

○環境省 電気自動車買い替え差額を補助 公用車から

 環境省は、電気自動車の普及を図るため公用車として購入する自治体に、既存車との差額を半分を補助することを決めた。来年度の概算要求に補助金1億円を盛り込む。
同省は市販されている電気自動車の販売価格を300万円台と見積もり、既存の軽自動車との価格差の半分、約100万円を補助する。
(総合版、エコビジネス版 32号)

○ウミガラス2羽 5年ぶりの巣立ち確認

 環境省は、国内では天売島だけに生息する絶滅危惧種のウミガラス(ウミスズメ科)2羽の巣立ちを確認した。
ウミガラスは戦前の天売島では、2万羽の生息が確認されていたが、最近では数十羽しか確認されていない。同省は集団子育ての習性を利用して、岩壁にウミガラスの模型を置いて呼び寄せているが、今回ヒナが確認されたのは模型をおいていない岩壁だった。
(総合版、水質汚染と水処理版 32号)

○経産省 メタンハイドレード試験採掘

 経済産業省は、燃える氷呼ばれる「メタンハイドレード」の採掘技術の実証試験に乗り出す。2009年度から日本近海の海底での試験に着手する。
経産省の試算によると日本近海の海底や海底地層に眠るメタンハイドレードは1.1兆立方メートルで、日本の天然ガス消費量の14年分に相当する。
(総合版、エコビジネス版 32号)

○農水省 食品廃棄物の削減へ具体策検討

 農林水産省は、まだ食べられる食品が小売業界や一般家庭などで捨てられている食品廃棄物の削減に向けた具体策の検討に乗り出した。「食品のロスの削減に向けた検討会」で話し合い、10月をめどに関係業界や家庭から出る食品廃棄物削減についての提言をまとめる。一般家庭からの食品廃棄物が05年度で約1100万トン。そのうち500〜900万トンは食べ残しと推測される。
農水省は、必要以上に短い賞味期限、消費者の過度の鮮度志向などの見直しが必要としている。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 32号)

○大阪府 工場の緑化対策を促進

 大阪府は工場暖地の企業や中小企業を中心に、壁面緑化など緑化対策に乗り出す。最近は環境保全やヒートアイランド対策、企業イメージ向上などで工場や企業側にも緑化への関心が高まっている。
大阪府はこうした状況を追い風に普及を目指す。優秀な緑化施設を表彰する「おおさか優良緑化賞」の募集を始めたほか、施工事例などを公開しほかの企業の手本にしていく。


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最終更新日:2008/08/27