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○地球温暖化で アラスカの池や沼が消失

 アラスカ大学の研究グループがあきらかにしたところによると、1950年以降米アラスカの池や沼の面積が大幅に縮小、あるいは消失しているという。
「水鳥などの生物への悪影響のほか、池や沼付近の湿地の植物状況が変化し、周辺に影響を及ぼす可能性があると警告している。
(総合版、エコビジネス版、水質汚染と水処理版 12号)

○中央環境審と産業構造審 京都議定書の計画見直し

 中央環境審議会(環境相の諮問機関)と産業構造審議会(経済産業相の諮問機関)の合同会合は関係省庁からのヒアリングを今月末まで実施する。4月までにこれまでの対策評価を踏まえ、追加対策の方向性を示す予定。省庁間の連携強化を図りながら実効性のある対策策定が急務となっている。
(総合版、エコビジネス版 12号)

○環境省 運送業者の排ガス削減計画 作成義務地域を拡大

 環境省は三大都市圏(8都府県)の特定地域に拠点を置く運送業者に義務付けている排ガス削減計画の作成義務を大幅に拡大する方針を決めた。自動車NOX・PM法改正案で、三大都市圏の周辺も含めた21都府県全域の運送業者を対象とするよう規定する。
(総合版、エコビジネス版 12号)

○環境省 ニホンジカを尾瀬でも駆除の方針

 環境省は、日光国立公園・尾瀬で10年ほど前から目立った食害を引き起こすようになってきたニホンジカに対して、新年度以降は檻やネットなどによる駆除を含めた対策を実施する方針を固めた。
尾瀬のこれまでのシカ対策は周辺地域での駆除を進めることによって、尾瀬に侵入するシカを減らす対策だったが、シカによる食害が目立って増え、景観をそこねる被害が拡大してきたことに対応する。
(総合版、水質汚染と水処理版 12号)

○熊本でクマタカから 鳥インフルエンザ検出 1月に衰弱死

 環境省は18日、熊本県相良村で1月4日に見つかったクマタカ一羽から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出されたと発表した。
クマタカは絶滅危惧種の猛禽類で食物連鎖の頂点にいるため、H5N1型を保有していた渡り鳥など小動物などを捕食して感染した恐れがある。クマタカは衰弱した状態でみつかり、直後に衰弱している。
(総合版 12号)

○茨城県 霞ヶ浦の水質保全計画決定 2010年までに窒素抑制

 茨城県は19日、霞ヶ浦の水質保全計画(2006〜10年度)を正式決定した。10年度までに化学的酸素要求量(COD)を現状の7.6ミリグラムから7.0ミリグラムに窒素を1.1ミリグラムから0.88ミリグラムに抑えることを目標とする。
(総合版、水質汚染と水処理版 12号)

○北陸電力 99年の「臨界事故」隠蔽 報告せず

 北陸電力は15日、同社の志賀原発1号機(石川県志賀町)で99年、停止中の原子炉が突然、臨界状態になる事故が起きた上、緊急停止装置が15分間作動せず、手動で原子炉を停止させるという事態が起きたにもかかわらず上層部に報告せず、隠蔽していたと発表した。経済産業省原子力安全・保安院は臨界事故と位置付け、同社の社長に1号機の停止と安全の総点検を指示する。
緊急停止の隠蔽は、これまで東京電力、東北電力で計3件発覚している。経済産業省は事態を重く見て、原子炉規正法の罰則強化に向けて、見直す考えを示した。
(総合版 12号)


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最終更新日:2007/03/28