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○トキ捕獲せず 環境省方針に、地元佐渡市も同意

 新潟市で開催されたトキ野生復帰専門家会合で、本州に渡ったトキの捕獲、移送は行わないことが確認され、佐渡市もこれに同意した。
放鳥したトキは一時、一羽も佐渡にいない状態になり、佐渡市が環境省に移送を要望していた。この日の会合では、環境省の捕獲、移送をせずに動向を見守る方針に同意した。また、会合では、今秋の第二回放鳥ではトキが地元に定着しやすいよう、ソフトリリースすることも話し合われた。
(総合版 17号)

○石川県 千里浜海岸侵食抑止と砂流出防止で、沖合いにリーフ建設

 石川県では、千里浜海岸の浸食を抑止しようと今年度に、沖合いの人口リーフ建設に着手する。強い波で砂が流されるのを防ぐのがねらい。
千里浜海岸では、年間約1メートルも砂浜が後退、場所によっては、20年間で最大30〜50メートル狭まったところもある。侵食の原因は複合的で、潮流の変化や温暖化の影響による海面の上昇が考えられている。
(総合版、水質汚染と水処理版 17号)

○政府 省エネ家電購入でエコポイント

 政府与党は、省エネ家電購入促進策として購入額の5%を「エコポイント」として国費で消費者に還元する方針を固めた。近く取りまとめる追加の経済対策に盛り込む。
「エコポイント」の対象家電は、冷蔵庫、エアコン、テレビ、など一定の省エネ基準をクリアした製品。また、ハイブリッド車などのエコカーへの買い替えには最大25万円を補助する。
(総合版、エコビジネス版 17号)

○経産省 国産バイオ燃料の基準作成に着手

 経済産業省は、国産バイオ燃料の利用促進のための基準策定に着手する方針。バイオ燃料をめぐっては、食料との競合や森林破壊などの環境問題が浮上している。基準作りにはこうした問題を克服できる燃料の導入を目指すという背景がある。
基準策定にあたり採用されるのは、「LCA(ライフサイクルアセスメント)」という考え。燃料の原料となる生物資源の生産から廃棄までの環境に与える影響を評価するもの。また、バイオ燃料自体の環境への影響も評価する。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 17号)

○柏崎刈羽原発で火災 運転再開に影響

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の予備品倉庫内で、4月11日に発生した火災を受け新潟県は、出荷責任の追及や再発防止策の報告を東電に求めた。2007年7月の新潟県中越沖地震で停止中全7基のうち被害の少なかった7号機の運転再開は遅れる見通しとなった。
火災は、2時間後に鎮火したが火災の報告を受けた泉田知事が延期を表明した。同地震後の同原発内の火災は、落雷による火災を含み9件と相次いでいる。
(総合版 17号)

○大阪・高槻市 ヒートアイランド対策で緑のカーテン事業

 大阪府高槻市は、ヒートアイランド対策としてゴーヤや朝顔で直射日光をさえぎる「緑のカーテン大作戦」を今夏は3倍の300人に増員する方針。
緑のカーテン大作戦は08年度に開始、市庁舎、公民館、学校、保育所など88カ所で取り組みを展開。夏場の日照時の温度をほぼ10度〜15度C下げる効果が得られた。活動が軌道に乗ったことで今年は規模を拡大する。
(総合版 17号)


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最終更新日:2009/04/22