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○政府 CO2排出量ラベル 年内に試作商品

 政府は、食品を作る過程や飛行機を使った出張など、さまざまな活動から出る二酸化炭素(CO2)排出量(カーボンフットプリント)が消費者に一目でわかるラベル制度の普及に向け、算定や表示のあり方に関する指針作りに乗り出した。
環境省は、有識者会議での議論を始めた。7月末に政府がまとめる低炭素社会作りの行動計画に盛り込む。
(総合版、エコビジネス版 28号)

○政府 ウクライナから温室効果ガスの排出権枠購入

 政府は、ウクライナから温室効果ガスの排出枠の購入した。ハンガリーに続いて二カ国目。購入量や金額は今後、詰める。
ウクライナは獲得した資金を国内の環境対策に充てる。日本は今後五年間の年間排出量を90年度比で6%減らす義務を負い、そのうちの1.6%を他国から排出枠を購入することで賄う予定。
(総合版、エコビジネス版 28号)

○今夏の日本、猛暑になる予測 IOD現象発生の影響

 海洋研究開発機構は、インド洋で起きている海水温変動「インド洋ダイポールモード(IOD)現象」が今夏発生することを数値モデルソフトを使って予測したと発表した。IOD現象が発生すれば、06年以来3年連続となる。日本は猛暑になる予兆があるとしている。IOD現象は、太平洋で発生するエルニーニョ現象に似ていて、世界の気候に大きな影響を与えている。
(総合版、水質汚染と水処理版 28号)

○ルリカケス希少種の指定解除

 中央環境審議会の野生生物部会は、鹿児島県・奄美大島に生息するルリカケスの生息数が回復したことから、希少種の指定を解除する。種の保存法に基づく国内希少野生動植物種(希少種)の政令を改正する。1993年の同法施行以来、指定解除ははじめてのこととなる。
(総合版 28号)

○トキ試験放鳥9月25日 始めは10羽程度

 新潟県は、佐渡トキ保護センターで野生復帰に向けて訓練中のトキを9月25日に付近の水田に試験放鳥すると発表した。当初の数は10羽程度になる予定。センターにある野生復帰順化ケージにいる17羽から選ぶ。
佐渡市に保護されていた国内の野生トキが絶滅してから、5年。中国から送られたペアから繁殖を重ね、現在はセンターで百十一羽、多摩動物公園で十二羽が飼育されている。
(総合版 28号)

○厚労省 ビスフェノールAの安全評価を諮問

 厚生労働省は、プラスチック原料に含まれる「ビスフェノールA」について、食品安全委員会に、健康影響評価を諮問した。
厚労省研究班の報告では、妊娠したラットへの投与で、「有害な影響は無い」とされてきた量の一万分の一以下で、胎児の神経や行動に影響が見られたという。
カナダでは、ポリカーボネート製の哺乳瓶の輸入や販売などを禁止する方針。
(総合版、エコビジネス版 28号)

○広島県・宮島の原始林に赤ペンキ 100ヶ所以上に

 広島県廿日市市の宮島・弥山に赤色のペンキのような塗料が、100ヶ所以上2キロにわたって点々と吹きつけられているのが見つかった。
現地で環境省、広島県、廿日市署などが調査した結果、248ヶ所の印を確認した。印は樹皮とともにはがされている樹木もある。誰がどのような目的でこのようなことをしたのかは不明。
(総合版 28号)


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最終更新日:2008/07/24