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○国土交通省まとめ、低公害車500万台突破

 国土交通省のまとめによると、6月末に低公害車の国内登録台数が500万台を突破したことがわかった。
国交省が01年度から導入した「自動車グリーン税制」が売れ行き急増のきっかけになった。税収不足のため今年度から減税対象となる車種を絞ったが、販売台数は伸びている。新車登録の3台のうち2台が低公害車ということになる。
(総合版、エコビジネス版 28号)

○北海道・斜里町長、知床のダム撤去要請

 北海道斜里町の午来昌町長は8日、知床半島の砂防、治山ダムのうち必要性が薄れ、魚類の遡上を阻害しているダムの撤去を、国に要請する考え。既存ダムを撤去要請するのは、国内では初めての事例となる。
知床半島には、治山、治水を目的としたコンクリートの人口構造物が100カ所以上もある。これらの構造物が魚類の遡上の障害となり、水質悪化を招く原因となっていると町長は指摘している。
(総合版、水質汚染と水処理版 28号)

○エネルギー基本計画原案、あきらかに

 政府のエネルギー政策の方針を示す「エネルギー基本計画」の原案が10日明らかになった。
同計画は、昨年制定されたエネルギー政策基本法に基づき、今後10年間のエネルギー需給に関する政策を進めるために制定するもの。それによると、引き続き原子力発電を推進することを明記した。
(総合版、エコビジネス版 28号)

○7月11日、福島第一原発6号機起動開始

 東京電力のトラブル隠しのため運転を停止していた、福島第一原発6号機(発電量110万キロワット)の原子炉を起動した。13日から発電を開始し、首都圏への送電を開始する。
これで運転を再開した原発は、柏崎刈羽原発6、7号機についで3機目となる。福島県内の原発に関しては初めての運転再開となる。
(総合版 28号)

○米国地質学者、浜岡原発の危険性指摘

 米国の地質学者ローレン・モレ博士は10日、掛川市役所と県庁の記者クラブで会見し、「浜岡原発付近には活断層が入っていて非常に危険だ」などと警告した。
モレ博士によると、浜岡原発周辺の地質は泥岩で、岩盤も固くなく、地震が来たら持たない。津波の心配もある。さらにオフサイトセンターが原発に近すぎ、機能しない可能性がある」などと指摘した。
(総合版 28号)

○7月1日改正建築基準法施行、シックハウス対策に

 7月1日改正建築基準法が施行された。これはシックハウス対策を強化するために改正されたもの。化学物質を含む建材の使用を制限し、24時間換気施設の取り付けも義務付けられる。
(総合版、エコビジネス版 28号)

○家庭系パソコンリサイクル、回収費メーカー横並び

 10月から施行される家庭系パソコンリサイクルに向けて、各パソコンメーカーが回収費用を打ち出したが、その金額は横並びで、内訳はノート型パソコン3000円、デスクトップ型は本体とブラウン型ディスプレイ合計で7000円。10月以降の販売にはリサイクル料金が価格に上乗せされる。
(エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 28号)

○東京都、ヒートアイランド対策にモデル事業

 東京都は今夏から、「集中的なヒートアイランド対策モデル事業」を始める。その具体的な内容は、丸の内、汐留、麹町、西新宿、のオフィス地区で路面温度の上昇を抑制する舗装の施工、下水再生水の散水、屋上緑化などを行う。
ヒートアイランド現象というのは都市部が周辺部より気温が高くなる現象をいう。都市が発する様々な熱が原因といわれている。その結果、都市部に局地的な豪雨などが発生しやすくなるといわれている。
(エコビジネス版、水質汚染と水処理版 28号)

○全国清流ランキング、ワーストワンは鶴見川

 国土交通省は8日、全国一級河川の水質調査結果を発表した。それによると、ベストワンは北海道の3つの川と三重県の1つの川の4河川が同率一位となった。ワーストワンは神奈川県の鶴見川だった。
水質調査の基準となる河川の汚れは、微生物が消費する酸素量を示すBOD(生物化学的酸素要求量)が指標となる。
(総合版、水質汚染と水処理版 28号)


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最終更新日:2003/07/22