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○京都議定書の批准を閣議決定

 政府は4日の閣議で、地球温暖化対策のための京都議定書の批准を決定した。ニューヨークの国連本部に委託書を提出し、批准の手続きが完了する。
当初、目指していた南アフリカ・ヨハスブルクで開催される環境・開発サミットまでの発効はロシアの批准手続き作業が遅れているため、無理な状況。
(総合版、エコビジネス版 22号)

○国土交通省、低公害バス・トラック購入費を補助

 国土交通省は4日、今年度から下賜する低公害バス・トラックへの補助制度の交付要綱を発表した。自動車NOX・PM法の規制地域で一定の規模以上の低公害バス・トラックを運行する核事業者に対し、地元自治体と強調する形で車輌購入費の一部を補助する。
(総合版、エコビジネス版 22号)

○ワ条約会議で、鯨2種の取引解禁を日本が提案

 11月にチリで開かれるワシントン条約締約国会議において、日本政府は、現在、条約で禁止されているミンククジラとニタリクジラの国際取引の解禁を求める提案をする方針を決定した。
すべての国際取引を禁止する現在の付属書1から、輸出国の許可証があれば輸出できる付属書2に格下げし、国際取引の解禁を求める。
(総合版 22号)

○国際熱核融合炉、誘致を正式決定

 国の総合科学技術会議(議長・小泉純一郎首相)は、日本と欧州、ロシアなどが進める国際熱核融合炉計画について29日、炉を誘致することを正式に決定した。6月に開かれる各国政府間協議で、青森県六ヶ所村を候補地として提案する。建設地は専門家の検討の後、年内にも選定される予定。
(総合版 22号)

○細倉鉱業の排水データ改ざん問題、カドミウムなども捜査

 宮城県・鶯沢町の旧細倉鉱山「細倉鉱山」(菊池正和社長)が、排水の鉛データを改ざんしたとされる問題で、同社を経済産業省関東東北鉱山保安監督部(仙台市)が、鉛以外にもカドミウムや亜鉛、酸性度(pH)についても捜査を開始した。
(総合版、水質汚染と水処理版 22号)

○臭素系難燃剤、大阪湾に高濃度堆積

 摂南大学薬学部の太田壮一・助教授らが調査した結果、臭素化ダイオキシンを発生させる臭素系難燃剤、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)類が、大栄和沿岸の堆積物に高濃度に含まれていることが分かった。
(総合版、水質汚染と水処理版 22号)

○国土交通省、リサイクル拠点港に4港指定

 国土交通省、内航海運や国内主要港湾を活用したリサイクルショリの中心的な役割を担う「総合静脈拠点港(リサイクルポート)」の第一次指定に「東京港」「室蘭・苫小牧港」「神戸港」北九州港」の4港を指定した。
港湾区域内へのリサイクル産業の新規立地や民間による施設整備などを支援し、大都市圏のリサイクル受け入れの新たな受け皿づくりにする。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 22号)

○新エネルギー特措法案、参院本会議で成立

 風力などで作った電力の基準利用量を電気事業者ごとに設定、利用を義務づける「電気事業者による新エネルギーの利用に関する特別措置法」(新エネルギー措置法)が参院本会議で可決・成立した。
同法は新エネルギーの対象に風力、太陽光、地熱、水力、バイオマスの5種類を指定している。2003年4月1日施行する。
(総合版、エコビジネス版 22号)

○真珠業者、養殖魚の寄生虫除去のホルマリン使用禁止を要請

 宇和海の真珠養殖業界や真珠加工業者らでつくる「海をよみがえらせる会」(小幡照美会長)は28日、ホルマリンが明浜町で相次いで検出されていることから、養殖魚への使用を禁止を要請した。
ホルマリンはヒラメやトラフグの寄生虫を除去するするために使用を禁止されているにもかかわらず、他に画期的に効果のある薬剤が無いため、使用されている。
(総合版、水質汚染と水処理 22号)


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最終更新日:2002/06/12